クルーズ・ルーム

戦艦ミズーリに従事した元乗組員たちのその当時の思い出の詰まった記念の品々を展示したクルーズ・ルームが新たに改装され、昨年末一般公開されました。

保存・維持の観点から、第二次世界大戦から湾岸戦争まで戦艦ミズーリに従事した乗組員たちや造船に携わった人々の個々の経験や視点から作られました。

クルーズ・ルームは歴史的映像、ビデオ、個人の思い出の品々を用い、3世代に渡ってそれぞれ従事した造船関係者や乗組員たちのその“目”や“思い出”を通じて、世界で最後まで現役で活躍していた戦艦にまつわる話をより身近に感じて頂ける展示室です。

故郷を遠く離れた海上生活の中で、戦争と平和の両時代を経験した乗組員たちの経験をより詳しく知ることによって、今ある平和への感謝の気持ちをこの展示を通して改めて感じて頂ければと思っております。元乗組員から寄贈された思い出深い品々を厳選し、それらに注目することで来館者ご自身も乗組員の体験と記憶から学びとり、歴史がさらに身近に感じ、意義あるものとなるかと思います。

クルーズ・ルームに展示されているいくつかの遺品をご紹介します。

IMG_2635 ニューヨークで行われた戦艦ミズーリの就役式のプログラム小冊子。就役当時からの乗組員で第4砲撃隊で1等海士Stephen Pahulick氏所有。

IMG_2640製パン担当であった“バスター”キャンベル氏がカメラーを持って、降伏文書調印式のテーブルも見渡せる、彼のお気に入りの場所である右舷側第2砲塔距離計窓から式を見学していた時の様子を妻に宛てて書いた手紙。

IMG_2642戦艦ミズーリが東京湾から母港に帰る途中ハワイへ停泊した際、真珠湾造船所の従業員たちに配られた、調印式会場のチークを小さく切り取った“降伏文書調印式のお土産”。

IMG_2647 第2部隊のJohn C. Barron少尉が戦時中に戦艦ミズーリで従事した事を忘れない為に所有していた無線電報。戦時中の情報のやりとりの際には”ジャパニーズ”を略してこのように打電していて、それが徐々に人種差別用語として使われるようになりました。(ここでは歴史的背景を説明する為だけに使用しております。)

IMG_2649B部隊所属の一等海士 Ernest “Ernie” Thompson氏 が戦時中にステンレススチールのナットにやすりをかけて仕上げたリング。第二次世界大戦時に戦艦ミズーリに乗艦していた思い出として大事に所持していました。
IMG_2653 M部隊の一員である三等海士 Patrick Allen氏が湾岸戦争下にどのように過ごしていたかを書いた故郷へ宛てた手紙。彼は起きている間のほとんどを#2機関室で過ごしました。

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投稿者: senkanmissouri

歴史的な過去と現代の技術の共存する船、戦艦ミズーリは、訪れた人々に歴史の痕跡と真実を巡る機会を提供する記念館として一般公開されています。戦艦ミズーリ記念館は展示物、過去の記録、ツアーなどを通じて、皆さまに艦上での生活について詳しく学んでいただけます。現在公開されている戦艦上の多くの部分は、ミズーリ号が就役していた当時の状況をほぼ忠実に再現しています。当時の戦艦内の設備や生活の様子などをご自身の目で確かめに、ぜひご来館ください。

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