錆び・海洋生物との戦い

1.jpg

2017年の最も大きなプロジェクトが上層構造部修繕工事です。戦艦ミズーリは長い年月をかけて紫外線の照射や雨風にさらされてきた為に、船体の塗料がはがれてそこから錆が発生している状態でした。
2.png
7年前のドライドック以来となる大規模修繕プロジェクトは3億円をかけ、計画から3年、32週の工事期間を経て今年中の完了を予定しております。
3.png

腐食した27,000スクエアフィート(2,508平方メートル)近くの鋼の表面を磨き、約17,000パウンド(7,711キログラム)の鋼を置き換えています。また、長期的な保存・維持を実現する為、上層構造部を保護するためペンキで塗装し、新たな排水システムを設置します。

修繕と共に、011レベルには2つのSLQ-32電子戦装置と09レベルには遠隔操作レードームのレプリカが設置される予定です。これらの設置を進めることにより、1991年12月7日の姿に近づけるよう、保存協会は大きな新たな一歩を踏み出しました。
Infogaphic_Banner_Superstructure_v03

また、戦艦ミズーリはパールハーバーに係留されている為、水面下の船殻部海水によるダメージを始め、船体内部の湿気や海洋生物や微生物による汚損の問題があります。

写真はUSS Turner Joy (DD-951)です。たくさんの海洋生物などが船体に付着している様子がご覧いただけます。
4.png

喫水線下の船殻を清掃するための機械とダイバー。写真は先週に戦艦ミズーリの埠頭で撮影されたものです。また、喫水線下船殻内側の湿気を拭き取る作業も定期的に行われています。

既に退役した戦艦ではありますが、日々侵食される外的要因から守り戦艦ミズーリをそのままの姿で後世へ残していくために、戦艦ミズーリ保存協会の保存・維持へのたゆまぬ努力は続きます。

 

広告

投稿者: senkanmissouri

歴史的な過去と現代の技術の共存する船、戦艦ミズーリは、訪れた人々に歴史の痕跡と真実を巡る機会を提供する記念館として一般公開されています。戦艦ミズーリ記念館は展示物、過去の記録、ツアーなどを通じて、皆さまに艦上での生活について詳しく学んでいただけます。現在公開されている戦艦上の多くの部分は、ミズーリ号が就役していた当時の状況をほぼ忠実に再現しています。当時の戦艦内の設備や生活の様子などをご自身の目で確かめに、ぜひご来館ください。

コメントをどうぞ

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中